私に選択を…俺に運命を…
伴奏が始まった。
李莉が奏でるメロディは、とても華やかで繊細だ。
(ここで~!入る!)
「空に乗せて
走れ言葉よ
届いて言葉」
(ハモり完璧!)
私たちは、何回も練習した。
キーンコーンカーンコーン
完全下校のチャイムだ。
みんなが帰宅ムードになっている時、大宮くんといつも一緒にいる羽柴くんが
「ねぇ、これからどっか行こうぜ。カラオケとか良くね?」
羽柴くん、通称:秀吉くんは学年1の人気者だ。それに優しいし、憎めないような存在だと思う。だから、秀吉くんを嫌いな人はいない。
「いいねー!乗った!」
「賛成!!」
李莉が奏でるメロディは、とても華やかで繊細だ。
(ここで~!入る!)
「空に乗せて
走れ言葉よ
届いて言葉」
(ハモり完璧!)
私たちは、何回も練習した。
キーンコーンカーンコーン
完全下校のチャイムだ。
みんなが帰宅ムードになっている時、大宮くんといつも一緒にいる羽柴くんが
「ねぇ、これからどっか行こうぜ。カラオケとか良くね?」
羽柴くん、通称:秀吉くんは学年1の人気者だ。それに優しいし、憎めないような存在だと思う。だから、秀吉くんを嫌いな人はいない。
「いいねー!乗った!」
「賛成!!」