きみが虹を描いてくれた青空の下で
深入り…
確かにそうなるのかもしれないけど、
アナタのお兄さんに頼まれたことであって…
「べ、別に私だって友達なんてっ」
「おおかた、お兄ちゃんに惚れたんでしょ。みんなそう。あたしをダシにして病気の妹を気遣う優しいコって顔で近づいてくるんだから」
「なっ」
なにそれなにそれなにそれ!
私そんなつもりぜんぜんないよ!
そりゃカッコイイなとは思ったよ、
でも別にそんだけだよ。
他の女子がどうとか、私に全然関係ないじゃん。