好きじゃ悪いか?
走ってくる季菜。


「りっくんー!!!!」

俺ら用事あるーとか言って消えた二人
絶対うそだな

「なんだよ」

「肝試し一緒にいこ!!!!」


俺ニコニコしながらいう季菜の顔が可愛すぎてみてられねえ…


「仕方ねぇいってやるよ」


「やった!」


何か言いたげな希菜

「おい、なんかいうことあるならいえよ」



「いや他の子の方が良かったかっておもった!」


何を言ってんだ。
おバカだな。


「あ、授業始まる!」


急いで席に戻る季菜。


はぁぁ…どうなる…修学旅行…




そんな事考えてるうちに



遠くで男の声が聞こえた

女と話してるみたい…ア゙?

この声は季菜か。



男は…金堂か?


あいつ……


「季菜ちゃんはほんと可愛いな〜」


「そんなことないって!」言われてまんざらでもない季菜。


俺の中でイライラが増す



俺は何考えてんだ…


「俺季菜ちゃん好きだな〜」


こいつ…ストレートすぎだ



俺の中で何かがきれた



「おい。金堂」

「なに?」

「季菜に手出したらマジで許さねーから」



授業中なのにみんなの前でいう俺。




「ちょっっと!りっくん!授業中だよ!」



「知るか」




素直になれねぇ俺は自分が嫌いになりそうだ。
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