きらりん☆私たちが魔法使い!


目を瞑ったままでも、強い光に包まれたことが分かった



真保、プレア ムーブ タイムって…


なんだか、すごい呪文だな





光が少しおさまったように感じた



目を開けた




「え?」




真保が先頭になって、皆の手を繋いで飛んでいる




周りには、目が狂いそうなほどの


様々な色が歪んでいて




沢山の変な時計もぐるぐる動いていた




出口なんか見えない




どこに行くのか、出るのかも分からない




そんな事を考えていると真保が話しかけてきた




「今から魔法の世界に行くの」



まぁ、こんなことになったからには


行くところはそこしかないよね


こんな変な空間通ってるわけだし



だいたい分かってたけど。



「咲…」



「ん?」



「本当に一緒に戦ってくれるよね?」



「当たり前じゃん!友達だし!」




逆にここまで来たら


引き下がれないよ


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