きらりん☆私たちが魔法使い!

「え、誰…?」

見るとそこには金髪の美少女がいた


ターコイズブルーの色のセーラー服


頭には天使の羽のような大きなリボン


よく見ると目の中までキラキラしてる



明らかにここの学校の生徒ではない


皆、唖然となって静まり返る



「え…」

金髪少女が喋った


「え?あれ?

ち、千香ちゃん?

え?ここどこ?え…えぇ…」

かなり困ってるみたい…

「あ、あのぉ、どうしたんですか?」


さすが委員長!みたいな感じで

皆がどよめいた


「え…えと、ここどこ?」

「ここは1年3組の教室だよ?」

「今何年?」

変なこと聞くなぁ

「2090年だよ」

「え……」


急に金髪少女の目が潤いだした

そして


「うわぁぁん!

間違えたよぉ〜〜!!」


さすがに私もびっくりした


「え、何?教室間違えたの?」


「ちがぁうぅ〜〜…


時間を間違えたの」


「は?」


再びクラスが静まり返った


「と…登校時間なら、あってるよ」


もはやこれしか出てこない


「違うの

時代を間違えたの」


あぁ、これがタイムトラベルとかいうやつか


初めてみた…とか言ってる場合じゃない!


「ど、ういうこと?」


すると金髪少女は落ち着いた様子で話してきた


「あのね、私2105年からきたの」


周りの皆が一気に立ち上がる

と同時に私も皆も叫んでしまった


皆が勢いよく金髪少女の周りに集まってきた

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