きらりん☆私たちが魔法使い!
「なんでここにいるの!?」

1人が叫ぶ

「あ〜それは多分

魔法に失敗したんだね。

この魔法、初めてだから」



「はっ!?」


皆の叫び声が止まらない


「あ、2100年になると、全ての学校が魔法学校に変わるんだ」




「それで私、『制服が変わった理由』

を調べてこいっていう宿題がでて、

五年前に行こうとしたら、間違えて

15年前に来ちゃったってこと!」



私を含め、皆が口をあんぐり開けている


言ってる意味がわからんのだが…

でも、ひとつは分かった




「ってことは、あと10年後に

全ての学校が魔法の学校になるってこと!?」


「うん、そうだよ」


なんともないような笑顔で彼女は答えた


でも、それってやばくない?


ニュースとかでも、まだそんなこと1回も浮上してないと思うんだけど!!


「え、ちょっとそれやばいんじゃないの?


あと、どうやって帰んの?」


「ん〜、もうすぐ千香ちゃんが迎えに来てくれると思うんだけどなぁ〜」


私の『やばい』に対しては答えてくれなかった

すると後ろから声が聞こえた


「……ま〜ほぉ〜〜!」


振り向くとまたキラキラがあった

眩しい光と優しい声と共にまた少女が現れた


「まほ!!」

「千香ちゃん!」


「このバカ!10年も通り越してるじゃないの!」

「ごめ〜ん」


千香ちゃん、と呼ばれる少女は

服装は金髪少女と同じ、ターコイズブルー色のセーラー服


髪の毛は真っ黒でかなり高めの2つくくりだ


頭にはまた天使の羽のようなリボンが付いている


もちろん目の中もキラキラだ




金髪少女は垂れ目で黒髪少女は少しつり目だが、二人ともすごく美人だ




おそらく皆が思っただろう

2105年の人って…

美人が多いの?



男子たちは興奮しているようだ

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