きらりん☆私たちが魔法使い!
決断
………千香ちゃん…怒ってるなぁ…
時の空間の中を飛びながら私は思う
「…まほ、話したの?」
「え!な、何を?」
「とぼけないで。
未来のこと、あの子達に話したんでしょ?
私分かってるんだから」
やっぱりバレてたか…
「う、ん…ごめん」
千香は小さくため息をつく
「面倒なことになるわ」
「なんで?」
あ、聞いてしまった
これは聞いても良かったのかな…
「……だって
あの子達はまだ魔法の世界を知らない。
魔法の世界になることも知らない。
なのにあの子達が未来を知ったら困るでしょ?
私たちの世界にも影響があるかもしれないじゃない」
そりゃあそうだよね
まぁ、なんとなく分かってました
「だからもう2度と会ってはならない」
「2度と2090年に行ってはいけない
分かった?私との約束よ」
「はい…」
そう言うしかなかった