いっかいめの電話

自制

昨日は彼にたくさん褒められて
ずっと舞い上がっていた。

嬉しくて嬉しかった。
何回も思い出してにやけた。

夜になって彼からの電話を少し期待する。
21時、22時をすぎて、やっぱり来ないよなとがっかりする自分がいた。

なにか彼と話したくてメッセージ画面を開き、おやすみなさいと文字を打つ。

こんな内容送っても、わたしは重いだけだよねとおやすみなさいの文字を消した。

私からは連絡しない。
私からは会いたいだなんて言わない。
好きも言わない。

そう思った。

調子に乗ってはだめだと、自分を自制した。


おやすみなさい、わたし
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