最恐ドクターの手懐けかた
今日もなんだか疲れたな。
家に早く帰って……漢マンでも見てみようかな。
森田さんは元気になるって言ってたし。
更衣室でワンピースとジャケットに着替え、いつものように病院から出た私は……
「……あ……」
ある人物と鉢合わせた。
それは、大嫌いな鬼ドクターである、遠藤先生、別名エンディーだが……
「あぁぁぁぁ……」
まさかのエンディー、赤い派手派手シャツに白いジャケットを羽織っているのだ。
それはまさしく、昼間森田さんの携帯で見た漢マンと同じ服装だ。