悲しみの雨

授業が終わりお昼休みになった。いつもより騒がしく、先生達が忙しそうだった。
昼休みも終わり午後の授業が始まった。いつもより騒がしく、先生が騒がしいのを注意しながらの授業だったためいつもより授業が進まないまま午後の授業が終わってしまった。
放課後僕は屋上に行った。検証などはすべて終わったのだろう。屋上には僕しかいない。
女子生徒が落ちていった場所を見るがなんの手がかりもない。
「やっぱりなんの手がかりもないかなぁ。」と言って僕は屋上を後にした。
家に帰りテレビをつけるとニュースで今日起きた事件のことがやっていた。
「4時半のニュースです。暁高校で人の落下事件がありました。詳しい情報はまだ入っていません。次のニュースです。市役所の…」ニュースキャスターが次のニュースを読み上げている。
僕は、テレビを決して部屋へ行く。考え事をしていると気づけば夕方になっていた。夕食を食べ僕は寝た。
また変な夢を見た。朝僕が学校に登校してからクラスにカバンを置いてトイレに入ろうとトイレのドアを開けると、目に入ったのは首を吊ろうとしている男子生徒がいた。僕と目が合ったは男子生徒は唖然としている。男子生徒は「このことは言わないでくれ。」と言ってどこかへ消えた。
教室に戻り授業を受け始めるが定期的に甲高い音が聞こえてくる。
目を覚ますと目覚まし時計が甲高い音を鳴らしていた。
僕は目覚まし時計を止めてベットから出る、朝の7時だ、今日見た夢が正夢になるのだろうか？
僕は少し恐怖を感じた。仮病を使って休もうと思ったが親には仮病が通じないので学校に登校するしかなかった。
「今日は休みたかったなぁ。」僕は小声で言いながら登校する。
今日の学校生活はどう行動しようか考え始めた。