叶わなかった初恋と叶った初恋
所長:留置所に来てから一ヶ月が過ぎたが、真依さんの母親と何回かに分けて話してみようと思ってる。精神的に刺激を与えすぎないように気をつけて欲しい。


家庭教師:わかりました、気をつけておきます。


-家庭教師は、数回に分けて真依さんの母親と話すのを聞いてイライラしてたのを抑えて少しずつ暗示をかけていき、自分が出れなくても真依に従わせるように動かすチャンスといかす事にした。だが、なかなか真依の母親も留置所から出れずに卒園式間近になろうとしている事に焦って気づかれてしまった。


所長:黎子、連れてきたが話せるかな?。


黎子:所長、少し待ってください。


真依の母親:どうしてカゥンセリング中に連れてきたんですか?、まだ落ちついてないから話したくないから部屋に戻ります。


黎子:一ヶ月カゥンセリングしてきたんですから、話すくらいは大丈夫なはずです。それで数回に分けて話す事に所長と決めました。かなり落ちついてきていて、もう少しカゥンセリングしたら入学式に向けて外出したりしていきましょう。


真依の母親:わかりました、リハビリの一貫なら話しますが以前と変わらないままなら二度と会いません。


黎子:わかりました、所長、お願いします。
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