叶わなかった初恋と叶った初恋

瞬:ありがとう、美桜ちゃん。悪化しないように気をつけてくよ。次は、光君が二回シュートしてみてアドバイスするよ。


光:はい、せめて一回でも入るといいな。


野々華:光、頑張って。


光:ありがとう、野々華。


-一方園長は足の状態を確認したいので、笹野先生が戻って来たら知らせるようにと話して戻っていった。光のシュートは一回入って終わり、野々華の順番が来た時に真依が母親に連れられて入って来た。


野々華:うん、光。


光:一回しか入らなかったから悔しいな。もっと練習したら上手くなるかな、瞬先生？。


瞬:光君、練習したらもっと上手くなれるよ。先生もバスケット好きでずっと続けたかったけど、怪我で断念したんだ。だからバスケット好きになってくれたら嬉しいな。


光:そうなんだ、まだ好きかはわからないけど上手くなりたいから練習する。


ｶﾞﾗｯ-。


都子:種村先生、笹野先生が鬼ごっこをしていて足首捻挫したのは本当ですか？。怪我の状態見たいので、笹野先生が戻って来たら知らせてください。


深雪:わかりました、皐園長先生。


真依:おはよう、野々華ちゃん、美桜ちゃん、光君。


野々華:おはよう、真依ちゃん。