叶わなかった初恋と叶った初恋
真依:はい、園長先生。


都子:お待たせしました、真依さん入ってください。


真依:はい。


相談員:こんにちは、真依さん。いつもの先生と来てないし、少しは私のカゥンセリングに慣れてくれたかな?、早速いくつか名前やシチュエーションを話すので恐い時ボタン押してね。


真依:わかりました。カゥンセリングに少しは慣れて来たので、深雪先生には待っててもらって園長先生と一緒に来ました。


相談員:やはりまだ家庭教師さんは恐いけど、お母さんは大丈夫みたいね?。安心して、もう幼稚園は変えないそうよ。


真依:良かった、母さんだけでもわかってくれて良かった。はい、まだ家庭教師は恐くてまだあの時怒鳴った声が忘れらんないよ。


相談員:大丈夫、焦らずに深呼吸してお母さんと暮らして楽しかった時を思い出したら辛くなくなるはずよ。嫌なこと思い出させてごめんね。


真依:大丈夫、母さん体調崩してないか心配だけど会えないから様子を教えてもらえませんか?。


相談員:お母さんと話してる黎子さんから聞いた事話すよ。何回も夢で真依さんを叩いた時を見て辛かったし、卒園式には間に合わなくても小学校の入学式には出たいと話したそうだよ。
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