叶わなかった初恋と叶った初恋
美桜:うん、瞬。私達の為の願掛け凄く嬉しいから頂上に着いたらキスして、瞬、好きだよ…。


瞬:そろそろ頂上だな、これから先も美桜と一緒にいられますように。幸せにするからそばにいて欲しい、好きだよ美桜、チュッ。


美桜:ありがとう、瞬。頂上から遊園地全体を見てると小さくておもちゃ箱の中に沢山のアトラクションが詰められてる診たいで綺麗だね、瞬?。


瞬:本当だな、あちこちキラキラしてたりしてるし観覧車乗る機会あまりなかったから知らなかったよ。今日は家族で乗った以来だから懐かしいよ。母さんから観覧車のジンクスを聞いてたからいつか大切な人が出来たら乗ろうと決めてたんだよ。美桜と父さん、母さんみたいにいつまでも仲良く一緒にいたいよ。


美桜:うん、私も瞬とずっと一緒にいたいよ。


瞬:地上に着いたら、飲み物買いに行こうか、暑いし喉乾いただろ?。


美桜:うん、瞬。混んでるから手を繋いでね。


瞬:わかった。


光:野々華、ジェットコースターの近くに来て混んでるから手を繋いで行こうか?。


野々華:うん、光。ジェットコースターまでもう少しだよ、やっぱり並んでるね?。


光:うん、野々華。着いたから並ぼう、でも家族で来たときはもっと並んでたし、規定の身長に足りなくてそのときは乗れなかったよ。


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