叶わなかった初恋と叶った初恋
光の父親:母さん心配じゃないわけではないよ、親戚のペンションなら見てもらえるように頼めるから安心なんだ。それに、二人だけで思い出作りたい気持ち尊重して、成長に繋がってくれたらと思うよ。


光の母親:わかりました、あなたがそこまで信じるなら許可するわ。ただし、ペンションのルールをきちんと守るのよ。


光:ありがとう、父さん、母さん(笑顔)。


光の母親:あなた、まだまだ子供なはずなのにいつの間にか成長してたのね、あんなに嬉しそうな顔してるわ。


光の父親:そうだね、母さん。光なりに寂しさを乗り越える為に思い出作りたいんだろうな、このままあっという間に成長してくだろうが見守ってくよ。


光side:
野々華と二人だけで泊まりに行くのは最初で最後になるからずっと忘れられない時間を過ごして、再会するまでの思い出。本音は二人だけで逃げてしまいたいけど、無力で悔しいから早く強い大人になりたい野々華を守れるように。


野々華:ただいま、父さん、母さん。転校する前の休みは最後になるから光と二人だけで泊まりに行きたいの、お願いします。


野々華の母親:光君のお母さんに聞いてくるから待ってて、野々華。


< 197 / 278 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop