叶わなかった初恋と叶った初恋
パシン-。


光の父親:乱暴な言葉ばかりですみません、改めて話しに行きますので今日はこれで終わりにさせてください。


野々華の母親:わかりました、また明日よろしくお願いします。


光の父親:わかりました、失礼します。いい加減にしなさい、恥ずかしいだろ?。二人だけで泊まりに行って来るまでは実家に居てもらうから支度しなさい。


光の母親:はい、支度してきます。


光の父親:母親にメールしといたから従うように。


光の母親:わかりました。


結菜の自宅-。
(一学期しかないけど、結構写真あるな。写真見ると思い出して泣いちゃうから黙々と貼ってはメッセージを書いたりを繰り返して野々華ちゃんへの想いを込めたメッセージカードが出来てホッとしたが、泣かずに渡せるかなと不安も混ざり複雑な気持ちで春休みを過ごした…)。(メッセージカードが完成して、気持ちが溢れ出して涙がしばらく止まらなかった。ワガママ許されるなら、本音は野々華ちゃん、転校しちゃ嫌だよ)。


公園-。


野々華:光、今日も楽しかったよ。暗くならないうちに帰ろうよ。


光:うん、野々華。俺も楽しかったよ。











< 201 / 278 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop