叶わなかった初恋と叶った初恋
野々華:ありがとう、光。私も光と一緒にいれて嬉しいし、もっと早く分かれば色々遊んだり出来たから伝える勇気なくてごめんね。


ギュッ-。


光:気にしないで、野々華。なかなか伝える勇気なかったのは俺もだからお互い様だよ。


野々華:うん、光。そのぶん一緒にいられるのが凄く大切な時間なんだと気づいたよ。


光:一緒にいられるのが限られてるからこそ一日を大切にしようと思ったんだ。野々華、そこに立って写真撮るからいいかな?。再会するまで写真大切にしたいから欲しいんだ。


野々華:いいよ、光。私も光の写真欲しいから撮らせてね?、大人になった光は想像出来ないけど戻って来たらこの公園にいるよ。光、笑ってハイ、チーズ。


光:うん、野々華。写真良く撮れたよ、野々華の笑顔好きだよ。


野々華:ありがとう、光。私も光の笑顔大好きだよ。


光:ありがとう、野々華。


-二人だけで泊まりに行く日を明日に控えて夜に光への手紙を書いた。そこには夢を叶えた時、遠くにいても気づいて欲しくて歌詞を作り手紙の中に入れておいた。


野々華side:
光へ
この手紙を光が読む頃は私はこの街にはいないけど、転校する前日まで笑顔でいてくれてありがとう。ごめんね、笑顔でまたねと言えずに泣いてしまった私を優しく抱きしめてくれたね?。








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