叶わなかった初恋と叶った初恋
華村:うん、荷物積むから持つよ。先に車に乗っててね、俺は華村だよよろしく。


光:わかりました、よろしくお願いします。行こう野々華。


野々華:こんにちは、華村さん。よろしくお願いします、うん光。


華村:お待たせ、ペンションは近くだからすぐに着くよ。よく二人だけで泊まりに行く決心したな、偉いなと思うよ。


野々華:ありがとうございます、実は私一学期までしか過ごせなくて転校する前に思い出作りたくて最後のチャンスの今を選んだんです。


華村:そうか離ればなれは寂しくなるな、光?。野々華ちゃん、は転校前に思い出を作りたいなんて強いな。


野々華:そんな事ないです、何度も泣いてやっと光と決めたんです。


光:寂しくなるけど、また大人になった時に再会出来ると信じてるよ。


華村:お互い信じあってなければ出来ないから再会出来るといいな。ペンションに着いたよ。


野々華:わあ、綺麗なペンションですね。


華村:ありがとう、野々華ちゃん。部屋は二人で一つになるけど大丈夫かな?、風呂は部屋にもあるから周りを気にしないで入りたい時に使って欲しい。鍵は光に預けとくよ。


野々華:はい、大丈夫です。
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