叶わなかった初恋と叶った初恋
光の母親:そうね、楽しそうに遊ぶ光見てたら少しずつしたいことをさせるような時期がきたんだと思ったわ。側にいすぎて気づかなかったのかもしれないわね。


光の父親:そうだな、近くにいたら気がつかないこともあるし、光は日々少しずつ成長してたんだな。カウンセリングしながら見守っていこう。


光の母親:はい。でもどうして今の時期に泊まりに行きたかったのかしら?。


光の父親:野々華ちゃんは一学期終わると転校ずるそうだ、離れる前に思い出作りたかったんじゃないかな。


光の母親:そうなのね、知らなくてただ泊まりたいとわがままかと思ったから野々華ちゃんのお母さんに酷いこと謂ったし謝らないとだわ。


光の父親:そうだな、気づいただけでも良かったよ。これから謝りに行こう、光預かってもらったお礼もしなくちゃなんだ。


光の母親:そうね、野々華ちゃんのお母さんと話してから迎えに来ましょう。


光の父親:そうだな、そうしよう。


-光の両親が野々華の母親と話してる間、光と野々華はシーソーに乗ったり、アスレチックをゆっくり回っていた。野々華の母親は、光の母親の様子が変わり離れても野々華が電話したいときは連絡しようと考え直した…。
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