叶わなかった初恋と叶った初恋
家庭教師:そうか、楽しみにしてるよ。


真依の母親:真依好みにしてるから美味しいかわからないけど、食べて。


家庭教師:ありがとう。大丈夫だよ、甘いのも平気だからいただきます。


真依:そうなんだどう?、美味しい?。


家庭教師:うん、凄く美味しいよ。真依は毎日食べてたんだな、羨ましいよ。真依も食べなさい。


真依:うん。いただきます。


真依の母親:褒めすぎですよ、毎日ではないけれど出来る限り暮らしてた時は作ったわ。


家庭教師:そうかな?。俺は母親の味付け覚えてないし、父親が厳しくて食事した記憶ほとんどないな…。だから作ってくれて嬉しいよ(笑顔)。


真依:そうなんだ、辛い記憶だね。母さんが作ってくれて良かったね?。


家庭教師:仕方ないよ、親は選べないから。真依はこれからも楽しい毎日になるな。


真依:うん、母さんと暮らして嬉しいしまだ父親とは受け入れてないけど、父親がわかったから良かったよ。


家庭教師:真依には恐い思いさせたから余計に父親として出来る限りの事はしたいと思ってるよ。


真依:ありがとう。


真依の母親:良かったわね、真依?。これから家族として新たなスタートよ。
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