叶わなかった初恋と叶った初恋

6-3、カウンセリングと野々華の転校(番外編)3

美桜:私ね、小学校入学してすぐ算数習い始めてるの。まだ始めたばかりだけどわからないこともあるんだ。


野々華:そうなんだ、美桜ちゃん算数習ってるんだね。今はわからないことあるかもしれないけど、授業の時に分かればいいんじゃないかな。


美桜:そうだね、野々華ちゃん。


真依:美桜ちゃん、まだ家庭教師を父親として受け入れてないけど、一緒に暮らしてるうちに受け入れられる日が来るよね?。


美桜:うん、真依ちゃん。時間かかっても、きっと受け入れられる日が来るよ。


真依:ありがとう、美桜ちゃん。


美桜:どういたしまして、真依ちゃん。焦らなくても大丈夫だよ。


真依:うん、美桜ちゃん。


光:真依ちゃんも変わったな、野々華?。


野々華:うん、光。幼稚園の時に悲しい思いしてきたから、これからは楽しく両親と暮らして欲しいな。家庭教師は父親として受け入れるには時間がかかるかもしれないね。


光:そうだな、あれだけ辛かったからすぐには受け入れらんないよな。でも、野々華、美桜ちゃん、俺がいるから乗り越えるはずだよ。


美桜:光君と野々華ちゃんも心配だよね?。でも真依ちゃん信じるしかないね。
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