叶わなかった初恋と叶った初恋
野々華:そうだね、美桜ちゃん。


光:うん、美桜ちゃん。


結菜:1時間目始めるから皆席についてください、私の担当は国語です。教科書1ページ目の冒頭読んでくれる人いませんか?。


光:はい、俺が読んでいいですか?。


結菜:西宮君、ありがとう。お願いします。


光:はい、結菜先生。


結菜:冒頭を聞いて何か印象か感想ありませんか?。


野々華:はい、感想なると思いますが話してもいいですか?。


結菜:ありがとう。西園寺さん、感想お願いします。


野々華:はい、あまり詳しくないけど歴史的な恋文だと思うのですが、片思いしてる感じで何か切ないです。


結菜:ありがとう。西園寺さんが言う通り、歴史的な恋文だと私も思います。想ってる相手への恋文、切ないです。本文は各自読んでおいて次回発表してください、1時間目終わります。


美桜:野々華ちゃん、凄いね。一回聞いただけで感想が結菜先生と同じだったよ。


野々華:ありがとう、美桜ちゃん。昔から本読んだり、歌詞書いたりが好きだからわかりやすかったよ。多分読む力無意識についたのかなと思ったの。


光:幼稚園の頃から野々華は本読んだり、歌詞書いたりが好きだったな。










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