叶わなかった初恋と叶った初恋
野々華:うん、光。幼稚園の頃から本読んだりするのが好きだったよ。だから聞いてて、何となくわかったの。


光:凄いな、野々華。俺は本あまり読まないから分からなかったよ。


野々華:ありがとう、光。凄いかは分からないけど、本読んでると物語の主人公になった気分になるんだよ。


美桜:やっぱり凄いよ、野々華ちゃん。私は本読んだりしても野々華ちゃんみたいにはならないよ。


野々華:ありがとう、美桜ちゃん。それぞれ得意な科目出来るといいね。


美桜:うん、野々華ちゃん。


結菜:2時間目始めるから席についてください。算数担当の先生が休みなのでプリント渡しますから解いておくようにと預かりました。今から配ります。


生徒:いきなりプリントか嫌だな~。


結菜:まだ簡単だから文句言わずに解いてください。終わったら持って来てくださいね、採点して返します。


生徒:はい。


光:野々華、問題数あるけど、早く終わらせような。


野々華:うん、光。2時間目終われば、昼休みになるから頑張るよ。


-あっという間に美桜、光、野々華は解き終わり採点を待っていた。真依はゆっくりだがしっかり解いて採点も満点だった。



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