叶わなかった初恋と叶った初恋
真依:おはよう。うん、母さんの手料理好きなのばかりなんだよ。


家庭教師:良かったな、真依。明日が真依の誕生日だな、あっという間に月日が過ぎてくんだろうな…。あんまり早く成長して欲しくないのが父親心情かな。


真依:まだ小学校入学して半年だから、大人になるのはまだ先だよ。ごちそう様でした、行ってきます。


家庭教師:そうだな、真依。いってらっしゃい。


真依の母親:真依、いってらっしゃい。


家庭教師:支度して、出かけよう。


真依の母親:はい。


家庭教師:暫く出かけてなかったから、外に出られて嬉しいよ(笑顔)。何処から見に行こうか?。


真依の母親:そうね、こうして自由に出歩いたり買い物したり出来るのがこんなに楽しいなんて留置所に行かなければ気づかなかったわ。きっと毎日淡々と過ごしていただけね。見て、可愛いお店があるし、見に行きましょ?。


家庭教師:そうだな、真依が気に入りそうなハンカチあるかもしれないな。


チリン(ドアの開く音)-。


店員:いらっしゃいませ。


真依の母親:外観可愛かったけど、お店の中には可愛い雑貨が沢山あってハンカチどれにするか迷うよ。




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