叶わなかった初恋と叶った初恋
黎子:みすみす仲間を危険にさらしかねないから行かないわ。


-完全に怒りで我を忘れて刃物を振り回して黎子に近づいて来ようとしたが、近くにいた警察官に床におさえつけられた。留置所には家庭教師の悔しがる声が響いた。


家庭教師:来ないならこっちから行くよ、俺はここから出るんだ。


警察官:大人しくしろ、傷害罪がついたから今は出れないぞ。牢に戻るから来い。


家庭教師:くそー、必ず仕返ししてやるからな、覚えてろよ。


所長:大丈夫か?、恐かっただろ?。今日は帰ろう。


黎子:大丈夫ですが、今日は帰ります。


警察官:危険にさらして申し訳ありません、お気をつけて。


黎子:ありがとう。


-留置所を出ると夕方になっていて、黎子は真っ直ぐ自宅に帰る事にした。一方幼稚園では、野々華達が帰って、深雪と真依が帰ろうとしていた。夕飯は真依とハンバーグを作り飾ったり楽しかった…。


野々華:おままごと楽しかったね?。真依ちゃん、美桜ちゃん。


真依:うん、楽しかったね。またおままごとしたいな。お母さん、ずっと真依の事従わせようとするなら会わない方がいいかな。


美桜:真依ちゃん、今は信じて待つしかないからこれからも沢山遊ぼうね。








< 35 / 278 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop