叶わなかった初恋と叶った初恋
瞬:わかりました、種村先生。準備出来たら外に行くよ。


三人:はーい。


-一方黎子は2回目の真依の母親と話す為に留置所に来ていた。何かしら心の闇を感じたので少しずつカウンセリングすることにした…。まずは小さい頃の覚えている事から聞いていった。


警察官:こんにちは、黎子さん。どうぞお母さんはこちらにいます。近くにはいますから何かありましたら呼んでください。


黎子:ありがとうございます、少し話してきます。こんにちは、今日は真依さんのお母さんの小さい頃で覚えてる事から伺いたいと思って来ました。


真依の母親:真依は元気にしてますか?、私の小さい頃を聞いて真依と関係あるんですか?。


黎子:まだ確証はないですが、お母さんの小さい頃に何かしらあり、どう真依さんに向き合ったらいいか悩んでるのではないかと思いました。それで聞いてみる事にしたんです。


真依の母親:わかりました、覚えてる範囲で話します。まだ物心つかないうちは素直で、父親に可愛がられたそうですが自我が出てくると急に厳しくなりました。悪いことをすると父親に叱られ、何度も叩かれ悲しかったのに真依にも同じようにしてしまい私はああならないと誓ったのにと思ってます。
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