叶わなかった初恋と叶った初恋
真依:…、お母さん、痛いよ。お母さん…。


野々華:真依ちゃん、大丈夫?。恐い夢見たのかな?。野々華がそばにいるよ。


光:真依ちゃん、俺もそばにいるし三人で少し話してから手を繋いで一緒に寝ようよ。いいよな、野々華?。


野々華:うん、光。恐い夢見ないように私も真依ちゃんと一緒に寝るよ。


真依:ありがとう、野々華ちゃん、光君。お母さんが叩いた時の夢を見たの。あの時の母さん恐かった、だから一緒にいたいけどまだ恐いよ。


野々華:大丈夫だよ、先生は対策したりしてくれてるから信じて待とうよ。


光:野々華の言う通りだよ、今は深雪先生と暮らしていつかはお母さんと暮らせると信じたいな。


真依:そうだね、野々華ちゃん、光君。お母さんと暮らしていける日が来ると信じて待つよ。後で眠くならないように手を繋いで一緒に寝よう。


野々華&光:うん、真依ちゃん。


-真依はほっとしてすぐに眠りについたが野々華と光は真依が眠ってから寝たので起きたとき少し眠かった…。深雪はなるべく早めにお母さんと暮らせるようにと願っていて、カウンセリングが進むのを待っていた。一方所長は家庭教師を諦めさせる為にも何度も繰り返し留置所に通った。
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