叶わなかった初恋と叶った初恋

瞬:どういたしまして、あれだけのショックはなかなか癒えないと思いますが出来る限りの楽しい時間を増やしましょう。


深雪:そうですね、真依ちゃんに少しでも楽しい思い出がいっぱいになるようにしたいと思います。


美桜:真依ちゃん、おかえり。夢でうなされてる理由わかったかな？。先生達だけじゃなくて、私も真依ちゃんの力になりたいよ。


真依:ありがとう、美桜ちゃん。家庭教師とお母さんから叩かれた時の恐怖とショックからなんだって。「消えない傷跡抱えても、皆が照らしてくれた光が集まりやがて一つの星のロザリオに変化し、今日もロザリオに願う。」歌詞が出来たから深雪先生に話してくるね、美桜ちゃん(笑顔)。


美桜:うん、真依ちゃん。


-真依が深雪先生に歌詞を見せると、素敵だねと褒められ嬉しかった。そして、帰る前に歌うことになり真依の傷が癒えるように美桜は願いながら歌っていた…。歌い終わる頃に光と野々華の母親が迎えに来て、明日のお泊まり会の買い出しに向かった。


真依:深雪先生、歌詞が出来たから見て欲しいし、明日に早くならないかなと思ってるよ。


深雪:うん、真依ちゃんの心境が歌詞に出ていて、歌詞を見た物に響くし素敵な歌詞になっているよ。