叶わなかった初恋と叶った初恋
瞬:美桜ちゃん、ありがとう。手当てしてくれたからまだ完全ではないけど、立てるし少しなら歩けるよ。光君と野々華ちゃん、待たせたままだから行こう。


美桜:瞬先生、野々華ちゃん、光君の所に着くまでだけ美桜って呼んで欲しいです。ご褒美に駄目ですか?。


瞬:いいよ、手当てしてくれたご褒美に光君の所まで呼ぶよ。行こう、美桜。


美桜:はい、瞬先生。ゆっくり歩きますが、足首大丈夫ですか?。


瞬:まだ歩くと少し痛いけど、ゆっくりなら大丈夫だよ美桜。


美桜:無理して悪化させないように気をつけてください、瞬先生。


瞬:気をつけるよ、二人の時なら敬語じゃなくていいよ。美桜は瞬と呼んで欲しい。


美桜:うん、瞬。


-ゆっくりと遊具の所まで歩いて行くと、心配してたらしく光と野々華がかけよって来た。光は、自分のせいだと落ちこんでたが、野々華に先生にごめんなさいしよと慰められた。瞬は、美桜だけは生徒としてだけでなく大切にしたいと思ってる事に戸惑いながらも受け入れた…。


瞬:光君、野々華ちゃん、お待たせ。走れないけど、シュート練習やその場でボールのつきかたを練習しようか?。


光:瞬先生、俺のせいでごめんなさい。足首はれてましたよね?。


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