彼のカノジョさん
初めて呼ばれた名前に顔を赤くしてしまうと
「その顔。オレが誉めるといつも赤くなって。その顔が可愛いくてずっと見てたくて何かないかなっていつも探ってた」
「そんな、...他の人も誉めてたじゃないですか」
恥ずかしくて思わず憎まれ口を叩いてしまった私に真崎さんは声をだして笑い、
「他の人を誉めたりしてたつもりはないよ。いいんじゃない?とか似合うね、ぐらいは言ってたけど、可愛いとか言ったのは杏果にだけ」
「可愛いと思うのは杏果だけだから」
耳元でささやかれ顔だけでなく、全身が真っ赤になったと思う。
「真っ赤だ」
「わかってますから言わないでください」
「杏果」
からかう声から真面目なトーンに代わり私は真崎さんをじっと見つめる。
「好きだよ。杏果だけ、ずっと好きでいる。だから、お前の全部オレに預けて」
「真崎さん...」
「うーん、名前で呼んで欲しい」
「...蓮さん、私もずっと好きです。そばにいさせてください」
「その顔。オレが誉めるといつも赤くなって。その顔が可愛いくてずっと見てたくて何かないかなっていつも探ってた」
「そんな、...他の人も誉めてたじゃないですか」
恥ずかしくて思わず憎まれ口を叩いてしまった私に真崎さんは声をだして笑い、
「他の人を誉めたりしてたつもりはないよ。いいんじゃない?とか似合うね、ぐらいは言ってたけど、可愛いとか言ったのは杏果にだけ」
「可愛いと思うのは杏果だけだから」
耳元でささやかれ顔だけでなく、全身が真っ赤になったと思う。
「真っ赤だ」
「わかってますから言わないでください」
「杏果」
からかう声から真面目なトーンに代わり私は真崎さんをじっと見つめる。
「好きだよ。杏果だけ、ずっと好きでいる。だから、お前の全部オレに預けて」
「真崎さん...」
「うーん、名前で呼んで欲しい」
「...蓮さん、私もずっと好きです。そばにいさせてください」