合言葉は、“ヘヘヘ ムフフ”
シンゴを部屋に招き入れると、
冷蔵庫から飲み物を・・・・・あ。
「ごめん、シンゴ。水しか無いや。
何か買って・・・。」
冷蔵庫からシンゴの方を振り返ると、
その手に持っていた金属バットを振り上げた状態で止まっていた。
「何やってるんだよさっきから。
危ないから置いておいて。
ていうかその無表情、
怖いからそろそろやめてくれよ。」
「・・・・・コロセ。」
「シンゴ?」
「マホウ ツカイ ヲ マッサツ セヨ。」
“魔法使いを抹殺せよ”・・?
シンゴが言った台詞を理解しきる前に、
俺を目がけてバットが振り下ろされた。
第7章 完