合言葉は、“ヘヘヘ ムフフ”
黒木先生に片手で首を掴まれ、
そのまま体ごと持ち上げられる。
「ぐ、ぐるじい・・。」
なんだこの力は・・・。
黒木先生の腕力で俺を持ち上げられるわけがない・・・。
「く・・・ヘヘヘ ムフフ・・。」
俺の首を絞める黒木先生の腕に光の玉を押し込み、なんとか逃れた。
「・・・ハァハァ・・・。」
【ムダダ
ワレニ オマエノ
カウンターマジック ハ ツウジナイ】
・・・全然効いてない・・・・。
首の痛みは取れたけど、それを移したはずの黒木先生に何の変化も起きていない。
「そんな・・・。」