合言葉は、“ヘヘヘ ムフフ”



黒木先生に片手で首を掴まれ、
そのまま体ごと持ち上げられる。


「ぐ、ぐるじい・・。」


なんだこの力は・・・。

黒木先生の腕力で俺を持ち上げられるわけがない・・・。





「く・・・ヘヘヘ ムフフ・・。」


俺の首を絞める黒木先生の腕に光の玉を押し込み、なんとか逃れた。




「・・・ハァハァ・・・。」


【ムダダ

ワレニ オマエノ

カウンターマジック ハ ツウジナイ】




・・・全然効いてない・・・・。


首の痛みは取れたけど、それを移したはずの黒木先生に何の変化も起きていない。


「そんな・・・。」



< 197 / 222 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop