合言葉は、“ヘヘヘ ムフフ”




周りがスローモーションのように感じた。


屋上の端まで走り、必死に手を伸ばす。


届くわけないと分かっているけど、
手を伸ばさずにはいられなかった。



遙か上空を飛ぶジョージさんと黒木先生は、

まるで・・空を飛ぶ力を失ったかのように、

重力に従い、地面に向かって急降下した。



「嫌だ!!ジョージさん!!」




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