愛され新婚ライフ~クールな彼は極あま旦那様~
その晩、私たちはそれ以上触れ合うことはなかった。
そっと離れ、照れて顔も見られないまま眠りについた。でも、寝るまで高晴さんが隣の布団から腕を伸ばし手を繋いでいてくれた。

翌朝、チェックアウトをすませると、予定通り美術館を巡り、お土産物を買って私たちは帰途についた。
高晴さんが誘ってくれ、私は箱根が舞台の有名アニメのグッズ専門店でたっぷりと買い物の時間がとれるというおまけつき。

観光、オタバレ、恋心判明……盛りだくさんで箱根旅行は幕を下ろしたのだった。





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