愛され新婚ライフ~クールな彼は極あま旦那様~
「よーし、じゃあ私はお先に寝ますね」
「あ、ああ」
言え、高晴!
勇気を出して立ち上がれ!
そして言うんだ。『俺も寝ようかな』と!ふたりで同じタイミングで寝室に入るんだ!
「高晴さんもほどほどにしなきゃダメですよ〜」
「ありがとう。そうします」
ほら、今だ!『それなら俺も』と腰を上げろ。
彼女はきっと待っていてくれる。
今夜、同じベッドで眠れなくても、同じタイミングで就寝する。
それが俺たちの第一歩に繋がるんだ!!
「おやすみなさーい」
「おやすみ、雫さん」
……できるものか……。
できるわけないだろ、俺に……。
できてたら、とっくにやってる。
結婚して1週間、嫁さんと初夜を迎えられないなんて体たらくに陥っていない!!
俺は閉じたノートパソコンに突っ伏し、声にならない呻きをあげた。
せっかく想い人と結婚できたのに、俺は彼女を妻として抱けていない。
この1週間、何度となくチャンスはあったのに、踏み切れなかった。
「あ、ああ」
言え、高晴!
勇気を出して立ち上がれ!
そして言うんだ。『俺も寝ようかな』と!ふたりで同じタイミングで寝室に入るんだ!
「高晴さんもほどほどにしなきゃダメですよ〜」
「ありがとう。そうします」
ほら、今だ!『それなら俺も』と腰を上げろ。
彼女はきっと待っていてくれる。
今夜、同じベッドで眠れなくても、同じタイミングで就寝する。
それが俺たちの第一歩に繋がるんだ!!
「おやすみなさーい」
「おやすみ、雫さん」
……できるものか……。
できるわけないだろ、俺に……。
できてたら、とっくにやってる。
結婚して1週間、嫁さんと初夜を迎えられないなんて体たらくに陥っていない!!
俺は閉じたノートパソコンに突っ伏し、声にならない呻きをあげた。
せっかく想い人と結婚できたのに、俺は彼女を妻として抱けていない。
この1週間、何度となくチャンスはあったのに、踏み切れなかった。