舞蝶~絶望を知った女総長~ ※コメディあるZE☆



愛「でも学校行かなくていいだろ?!

めんどくさい!!

もうNEETになる!!!

自宅警備員やる!!!!!

学校行きたくねぇ!!!!」


ニートのところだけ物凄く良い発音をしてみた。

てへっ。


母「愛乃ぉ〜。

私は優しいからぁ、二択で選ばせてあげる★」

愛「え」


に、二択……?


母「1つ、学校に行く。

2つ、学校に行かない代わりに逝く。

どっちがいい???」


いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

どっちもいやだぁぁぁぁぁぁぁぁ



愛「学校、行きます……」


完 敗


面倒だけどもういいや。

諦めのいい所も私の長所だよなぁ〜!!


母「はい、制服☆」


紙袋を手渡す母の顔ときたら……








嬉しそうだなぁぁぁぁぁ(怒)






─────────────





自分の部屋に入って紙袋を確認すると……


ン??

あれぃ??

私には制服が男子用に見える。

男装しろってか?

面白い事が好きな母のやりそうな事だ。

ウィッグとアイコンタクトは私がいっぱい持ってるし…。

ま、いっかぁ。

学校に行く事には変わりないし。


ブレザーの下に灰色のパーカーを着る。

黒いウィッグと黒いアイコンタクトをして…。

てかこの制服…兄貴らが通ってる不良校のやつやん。

しかも寮付き。


寮生活かー。

一人部屋がいいな〜。


め ち ゃ め ち ゃ 呑 気


支度が終わり、鏡を見ると…


愛「イ、イケメン……」









イケメンって色々得しそうだな……(突然の賢者モード)

売店のおばちゃんにサービスして貰ったり… ←そもそも売店の人がおばちゃんかどうかすらも分からない。




だがしかし!!


イケメンだと女が寄ってきてしまうのでは?

そうなればまずは目立つ



毎日媚び売られ、質問攻め



臭い、うざい、きもい。


よし、フードを被ろうじゃないか。

とか決めてリビングへ戻った私。



愛「来たお来たお( ^ω^ 三 ^ω^ )ヒュンヒュン

今北(^o^ ∋ )卍ドゥルルルwwwwww(訳:今来た)」


色々とテンションおかしくなった。

誰なんだ私。

目の前では4人が石像の如く固まっていた。


愛「イケメソやろ、イ、ケ、メ、ソ☆」


もうほんとテンションおかしい。

まあいいか。


母「……いいんじゃない?」

父「…………(萌悶え)」

蒼「下手したら俺よりイケメンじゃん……。くっそ悔しい」

玲「似合ってるな」


そんな事を言われると調子に乗るぞ?いいんだな?


愛「そうです! 私が性別を間違えて生まれてきた者です!(ドヤァ」

玲「……ていうか母さんなんで男装なんてさせてんの?」


おぅい!!

無視かい!!!

あー今絶対呆れたな?

呆れてるよな?

泣くぞこら。


母「楽しそうだから!」


で・す・よ・ね

見事に予想的中。

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