彼を好きになるまであと、8秒.






「ほっほ~う」




ニヤニヤと意味のあるようないやらしい笑い方をした香織。




「な、なに?」




香織は、私の話から何がわかったんだろうか。




「あかりはさ、」



「うん?」



「優くんとどうしたいの?」




..........え?




「どういう、こと?」



「あ~、言い方が悪かったかな。」




香織は、少し間をおいてから言った。




「優くんと、どうなりたいの?」





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