初恋とチョコレートと花束と。
時計を見ると、朝読書のチャイムがなるまでまだ時間があった。
一番新しいページを読むと、私は次のページを開く。
ちなみに書いてあったのは、ちょっと前に私の家で遊んだ時にやったババ抜きのことと、セヘルガールの感想だった。
アリスと一緒にしてきた事を思い出しながら、思ってることをノートに書いていく。
・・・これでよし、と。
途中でなんて書けばいいのか悩んだりした部分もあるけれど、なんとか全部書けたかな。
直接アリスに渡しに行くのはなんて言えばいいのかわからないし嫌だから、放課後になったらアリスの家にあるポストに入れに行こう。
そう決めて、私はノートを引き出しにしまった。
「あ」
ランドセルをしまって戻ってくると、
「・・・ねぇ山下さん」
「?」
「交換しない?朝読書の本」
「交・・・換?」
「そ。僕が今手に持っているこの本と、山下さんの本。」
一番新しいページを読むと、私は次のページを開く。
ちなみに書いてあったのは、ちょっと前に私の家で遊んだ時にやったババ抜きのことと、セヘルガールの感想だった。
アリスと一緒にしてきた事を思い出しながら、思ってることをノートに書いていく。
・・・これでよし、と。
途中でなんて書けばいいのか悩んだりした部分もあるけれど、なんとか全部書けたかな。
直接アリスに渡しに行くのはなんて言えばいいのかわからないし嫌だから、放課後になったらアリスの家にあるポストに入れに行こう。
そう決めて、私はノートを引き出しにしまった。
「あ」
ランドセルをしまって戻ってくると、
「・・・ねぇ山下さん」
「?」
「交換しない?朝読書の本」
「交・・・換?」
「そ。僕が今手に持っているこの本と、山下さんの本。」