復讐日記
花音から送られて来た返事にあたしは唖然としてしまった。


《もう、やめたら?》


その短い文面を何度も何度も読み直す。


《え? なんで?》


《だって、もう十分じゃないの?》


十分って、なにが十分なんだろう。


あたしは花音のメッセージに混乱していく。


この前から花音の言っていることの意味がわからなかったけれど、今日も同じだ。


花音はあたしにとって一番の理解者で、一番の親友。


それなのに、どうして理解できないことばかり言うんだろう。
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