復讐日記
「なんで!?」


焦り、引き出しの中から床へとどんどん物を落としていく。


これじゃない。


これでもない。


これも違う!


気が付けば引き出しの中は空になっていた。


「なんでないの!?」


叫び声をあげ、本棚を確認していく。


こんな場所に置いた覚えはないけれど、自分の勘違いかもしれない。


そう思い、本を投げ出していく。
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