復讐日記
2人がどんな風に苦しむのか、見るのが今から楽しみで仕方がない。


「この日記はあたしが預かっておくから」


花音がそう言い、鍵のついた引き出しに復讐日記をしまい込んだ。


「消したり、書き加えたりしないでよ?」


「そんなことしないよ」


花音は笑ってそう言ったのだった。
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