復讐日記
燃える
どうしてこんなことになったのか。


いくら考えてもわからなかった。


復讐日記は最後までちゃんと書いた。


それから幸せ日記もゴミ箱に捨てた。


なのに……どうして?


「海老名さん、ちょっと買い物だけ行ってくるね」


あたしの家までついて来てくれていた吉野さんがそう言って立ち上がった。


あたしはボーっとしたまま、両親の眠っている顔を見つめるしかできなかった。
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