色眼鏡
☆☆☆

男性からの返事はその日の夜に来た。


『はじめまして!


まさか俺と同じ眼鏡を買った子がいるなんて思ってなくて、びっくりしたよ。


俺も君とゆっくり話がしたいです』


前向きな回答に安堵する。


男性も、眼鏡のことで悩んでいたのかもしれない。


男性の暮らしている街は電車で30分くらいの場所らしい。


これなら、すぐにでも会う事ができる!


あたしたちは次の休日に会う約束をしたのだった。

< 183 / 258 >

この作品をシェア

pagetop