色眼鏡
悪魔である俺の本心を見る事は、あいつにはできない。


あいつは俺の事を裏表がないクラスメートだと信用し、汚い欲望をさらけ出してくれることだろう。


「ねぇ夏生。あたしたち親友だよね?」


みんなの本心を聞いて疲れ切ったあいつが、そう声をかけて来た。


俺は笑顔を見せる。


「もちろんだよ」





END
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