色眼鏡
夢の中
今日は散々な1日だった。


変な声は聞こえて来るし、それが精神的な疾患のせいだと思われてしまった。


「あたしは正常だよ」


自分のベッドに寝転んでそう呟いた。


耳にも精神にも異常なんてない。


大丈夫だ。


きっと全部あたしの勘違いだ。


そう思っている間に徐々に眠気が襲ってきて、あたしはそのまま目を閉じたのだった。
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