色眼鏡
「あれ……?」


なんだか不思議な、そして重要な夢を見ていた気がするけれど、内容を思い出す事ができない。


あたしは枕元に手を伸ばして眼鏡をつけた。


ハッキリと見えるようになった司会で、目覚まし時計を確認した。


同時にギョッと目を見開く。


「もうこんな時間!?」


そう叫び、大慌てでベッドから下りたのだった。
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