双子姉妹
荷物は、さすがに多すぎるから小春ちゃんの部屋に置いて来た。


後で郵送してもらえばいい。


駅前で待っていると小春ちゃんが小走りに近づいてくるのが見えた。


「心ちゃん!」


「小春ちゃん、大丈夫だった?」


あたしの制服を着ている小春ちゃんはニコニコと笑顔だ。


きっとうまくいったんだろう。
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