双子姉妹
☆☆☆
「心ちゃん起きて」
そんな声がしてあたしは目を開けた。
目の前に小春ちゃんの顔があり、驚いて飛び起きた。
窓の外はすっかり暗くなっていて、慌ててスマホで時間を確認する。
時刻は夜の10時だ。
屋敷へ戻って来たのが6時過ぎだったから4時間も眠っていたことになる。
小春ちゃんからのデートが終ったというメッセージも入っていた。
「ごめん小春ちゃん! 寝てた!」
「あはは。すっごく気持ちよさそうに寝てたから起こさないでおいたの」
「ごめんね。駅まで車で迎えに行く予定だったのに」
そう言うと小春ちゃんは「気にしないで」と言った。
「屋敷、入れたんだね?」
「もちろん。小春ちゃんの友達の心ですって言って、入れてもらった」
そう言って笑う小春ちゃん。
「心ちゃん起きて」
そんな声がしてあたしは目を開けた。
目の前に小春ちゃんの顔があり、驚いて飛び起きた。
窓の外はすっかり暗くなっていて、慌ててスマホで時間を確認する。
時刻は夜の10時だ。
屋敷へ戻って来たのが6時過ぎだったから4時間も眠っていたことになる。
小春ちゃんからのデートが終ったというメッセージも入っていた。
「ごめん小春ちゃん! 寝てた!」
「あはは。すっごく気持ちよさそうに寝てたから起こさないでおいたの」
「ごめんね。駅まで車で迎えに行く予定だったのに」
そう言うと小春ちゃんは「気にしないで」と言った。
「屋敷、入れたんだね?」
「もちろん。小春ちゃんの友達の心ですって言って、入れてもらった」
そう言って笑う小春ちゃん。