双子姉妹
その言葉にあたしはほほ笑んだ。
やっぱり、小春ちゃんもあたしと同じ気持ちだったんだ。
「あたしも同じなの。小春ちゃんとして生活してから、自分の生活がなんか違うように感じられるようになって、困ってる」
『そうだったんだ……』
しばらく、互いに沈黙していた。
だけど、次に何を言うのかはもうわかりきったことだった。
「ねぇ小春ちゃん。あたしたち、もう1度入れ替わらない?」
『もちろんだよ』
即答だった。
『あたしはすぐにでも心ちゃんになりたいと思ってた』
「あたしもだよ」
こんなにお互いの生活に憧れるなんて、初めての経験だった。
やっぱり、小春ちゃんもあたしと同じ気持ちだったんだ。
「あたしも同じなの。小春ちゃんとして生活してから、自分の生活がなんか違うように感じられるようになって、困ってる」
『そうだったんだ……』
しばらく、互いに沈黙していた。
だけど、次に何を言うのかはもうわかりきったことだった。
「ねぇ小春ちゃん。あたしたち、もう1度入れ替わらない?」
『もちろんだよ』
即答だった。
『あたしはすぐにでも心ちゃんになりたいと思ってた』
「あたしもだよ」
こんなにお互いの生活に憧れるなんて、初めての経験だった。