双子姉妹
女の子が相手だと言っても、今日初めて会ったばかりだ。
家の中に入ってしまえはなにが起こるかもわからない。
そう思って返事ができずにいると、小春ちゃんが「家にはまだ服が沢山あるから、着てみたらいいじゃん」と、言ってきた。
行きたい。
そんな気持ちが湧きあがる。
でも、柚や千代ならきっと止めるだろう。
家まで行くのはもっと仲良くなってからだ。
「あたしの家お手伝いさんしかいないの」
「え……?」
あたしは瞬きをして小春ちゃんを見た。
「両親とも忙しくて、海外を駆け回ってるの。だから家にはお手伝いさんとあたしの2人だけ。学校は楽しいけど、家にいるとつまんなくてさー」
そう言い、唇を尖らせる小春ちゃん。
家の中に入ってしまえはなにが起こるかもわからない。
そう思って返事ができずにいると、小春ちゃんが「家にはまだ服が沢山あるから、着てみたらいいじゃん」と、言ってきた。
行きたい。
そんな気持ちが湧きあがる。
でも、柚や千代ならきっと止めるだろう。
家まで行くのはもっと仲良くなってからだ。
「あたしの家お手伝いさんしかいないの」
「え……?」
あたしは瞬きをして小春ちゃんを見た。
「両親とも忙しくて、海外を駆け回ってるの。だから家にはお手伝いさんとあたしの2人だけ。学校は楽しいけど、家にいるとつまんなくてさー」
そう言い、唇を尖らせる小春ちゃん。